スーパーマーケットの業務改善事例(その他)

2015年12月16日

会議の生産性アップで、スーパーマーケットが変わる! (中編)

基本情報

■プラン
業務改善全般

会議の生産性をアップさせるためのお話を3回にわたってご紹介しています。

前編に引き続き、今回の中編では、実際に会議の生産性をアップさせたことで、新商品の仕入れ個数が増加した事例をご紹介します。

 

会議の生産性アップで、新商品の売上数もアップ

今回は、あるスーパーマーケットでの商品部門でのお話です。実際に弊社のコンサルタントが会議に同席して、改善しました。この会議のどこを改善すれば生産性がアップするのか、お読みになりながら、一度考えていただければと思います。

 

いつもの会議で、突然スーパーマーケットの商品バイヤーから新商品の導入が発表されました。各店舗で新商品を売り出す為のPOPも製作して、会議に出席している各店舗の責任者に説明しました。新商品の試食も用意して、みんなで味見しました。最後にバイヤーが「各店舗に1ケース12パック入りの商品を送るから」といいました。

 

この会議のどこが問題なのか、お分かりになりましたでしょうか。問題点は大きく2つあります。1つは会議の出席者に事前に新商品の導入が知らされていなかったことです。2つ目は、バイヤーが各店舗の仕入れ量を決めて、すでに発注してしまったことです。これでは単なる報告会議と代わりがありません。

事前にPOPを用意していたこと、試食できる準備をしていたことは評価に値することでしたが、上記2点を改善すればさらに会議の生産性アップをはかることができます。では、具体的にどのように行えばよかったのでしょうか。

 

会議のココを変えろ!生産性アップのための2つのポイント

まずは前編でもお伝えしたように、事前情報の共有が必要でした。新商品の導入について話をすることを、会議の出席者に事前に伝えることで、会議の出席者は内容への理解を深め、会議に向けて心の準備をすることができます。心の準備をすることで、新しいアイディアが出るなど、より活発な議論が望めます。

次に必要だったことは、仕入れ量を、会議に出席していたスーパーマーケットの店舗責任者に決めさせることでした。実際の現場では試食後、弊社のコンサルタントがこう出席者に問いかけました。

 

「美味しかった?」で決まるスーパーマーケットの仕入れ個数

試食が終わり、バイヤーが全体に仕入れ個数を提案した後、弊社のコンサルタントが口を開きました。

「みんな、この商品、本当に美味しかった?」

すると全員一致で「美味しかった」との反応が返ってきました。続けて、弊社のコンサルタントが問いかけます。

「この商品、各店舗どれぐらい売るの?」

そうすると、バイヤーが先ほど提案した仕入れ個数の6倍の個数が各店舗からあがってきたのです。つまり、会議の生産性アップが成功することは、新商品の売上を左右するほど重要なことなのです。

 

今回の記事では、会議の生産性アップをはかることによって、新商品の仕入れ数が増加した過去の事例をご紹介しました。

いよいよ次回の後編では、あるスーパーマーケットで現在進行中のプロジェクトのお話をいたします。

 スーパーマーケットのコンサルティング、会議の生産性アップのご相談はサミットリテイリングセンターにお任せください。

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