3月も中旬になり春の彼岸を迎える。
野菜売り場に、筍が並びだした。
昔は、「筍」や「えんどう豆」など旬の野菜は、単品で大きな売上を稼いだ。
そして、消費者の「旬のものを食べたい」というニーズも、非常に高い。
しかし、売り場では、
「最近では、昔のように旬の商品の売上は期待できなくなってきている」
という声をよく聞きます。
消費者が買わない理由を考えると、
・調理に時間が掛かる
・アク抜きなど手間が掛かる
・ゴミが出る
・調理用の大きな鍋がない
・調理の仕方が分からない
などでしょう。
また、地方に行くと、「出始めは、少し売れるが、ピークの時には全く売れない」という声も聞きます。
田舎では、竹林を持っているご近所の方から頂くということも多いらしい。そして、ゴミなどの問題は、都会も地方も同じです。
それでは、売る側の店は、これを「仕方ないと」単純に諦めていいのでしょうか。
「地域のお客様の食生活を豊かにする」のが、スーパーマーケットの務めです。
旬の美味しい野菜を「美味しく味わっていただく」ことです。
地域によっては、新聞折込チラシによる凄まじい安売り合戦が行なわれています。
当初、週に2度程度だったチラシの投入回数が、3度、4度と増え続け、同じ日に2種類のチラシが入っている店舗もあります。当然販促費用は、大きく膨らみます。
売上げを上げるのが目的なのでしょうが、実際のところ効果は出ていないのではないかと思います。
売上げを目標にしても売上げは上がりません。
売上至上主義は、いつの日か確実に行き詰ります。
視線がお客様にではなく、自社にしか向いていないからです。そこに「お客様」の存在はありません。
本来、「価値の高い商品やサービスを提供する」という、お客様第一の姿勢でなければ、売上げはついてこないのです。
ただ安いだけの店舗では、一時的に売上が取れたとしても、確実に利益は低下する方向になります。
買い物をされるお客様も、そこで仕事をしている従業員も、楽しさなど感じません。
安く売ることは、悪いことではありませんが、
それをカバーするオペレーションの改善や、
付加価値を生む商品化やサービスのスキルアップが同時に整っていかなければ、次に繫がりません。
養分の少ない畑へ何度も作物を植えれば、やがて作物は成長することは無くなり枯れてしまいます。ただ経費のつぎ込みだけでは、資金はいづれ尽きてしまいます。
スーパーマーケットの業務改善、売り場活性化や関係企業の経営戦略、組織改善などのコンサルティングをしています。クライアントは、北海道から沖縄まで100数十社のお手伝いをしてきました。
全国各地で、業態や規模の大小を問わず、すさまじい競争がおこっています。
確かな戦略と実行力、そしてスピードが要求されています。
また、食中毒や原産地表示や原材料表示などの問題も後を絶ちません。
企業においては、いよいよ企業理念や方針、そして行動責任が問われる時代です。
過酷な生き残りの競争の中で、きちんとした自立できた組織を持った企業だけが、次の時代のスタートラインに立つことができ、継続と発展ができると考えます。
会社の継続、発展と従業員の皆様の職場環境の充実のためのお手伝いをさせていただきます。