スーパーの営業戦略入門

2010年02月01日

大晦日に思う

クライアントの年末年始商戦の「まとめ」もほぼ終わりました。
2009年度の検証(課題と対策)、2010年の仮説設定と販売計画策定です。


全体としては、どの企業も売上的には、非常に厳しい状況です。

しかし、荒利益高や営業利益高がここ数年と比べて、確実に改善したクライアントも多く、記録を作った店舗や部門も結構あります。
私は、クライアントに去年は特に、「目先の売上を追うな」と言ってきました。

確実に、基本の徹底とそのレベルを上げることを言い続けてきました。


昨年は、大晦日まで、新規のクライアントの店舗視察と市場調査を行いました。
新しい取り組みのある店、変わり映えのしない店と様々ですが、
毎年気に掛かることがあります。


それは、大晦日の欠品です。

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スーパーマーケットも元旦営業や2日、3日からの営業が定着し、お客様の買い物行動も変化すると共に、販売方法も変わってきました。

お客様も、年明け早々から店が開いているということで、
日持ちのしない商品は年内に買うのを控えたり、
必要な分だけ買ったりという買い物行動が推測できます。

しかし、だからといって、
大晦日の午後早い時間帯に商品が欠品して良いという事にはなりません。


『店は、客のためにある』のです。

ロスや荒利益のことを気にして、
お客のことを忘れてはいけません。


■ 364日と大晦日


年間365日。

「364日で確実に儲けて、大晦日1日は最後のご奉仕の日」です。


地域のお客様に1年間後利用いただき、最後の1日は特に、お正月を迎えるための準備の大切な日。ご不便をお掛けしないようにしなければなりません。


大晦日の日に、「あれも無い、これも無い」では、申し訳が立ちません。

こちらの都合では、「顧客満足」など、恥ずかしくていえません。

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ちなみに、
荒利益20%との予算の店舗の場合。

364日20%で、大晦日荒利益0%とした場合、
年間の荒利益率は、約19.945%になります。

この場合で、年間20%の荒利益予算を達成するためには、
364日を、20.055%の荒利益を取ればいいのです。

プロならば、簡単なことです。


今年の年末商戦、そして、日々のプロモーション。
こちらの都合は、確実にお客様の支持を失います。

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