スーパーマーケットの業務改善事例(関西)

2016年01月21日

こだわりを伝えるPOP効果で、スーパーの売上20%アップ

基本情報

■プラン
業務改善全般
■期間
3ヶ月

単独店スーパーのお悩み

今回のスーパーからは、店舗改装にあわせて、3ヶ月間のコンサルティングのご依頼をいただきました。スーパーの規模は350坪、テナントも多く入る関西の単独店です。改装を機に、店舗レイアウト、什器備品計画から品揃え計画、プロモーション、接客方法まで、総合的な見直しを行いたいというご希望でした。

 

価格競争一辺倒、コンセプトのないスーパー

このスーパーの問題点は、コンセプトなき店舗運営にありました。商品の品揃えはマンネリ化し面白みがなく、売場づくり、接客ともに無機質でした。その結果、他店との差別化をはかる方法は価格競争しかありませんでした。

スーパーの販促計画も、チラシの値段がどうかといったものばかりで、価格に固執していました。夕方になると担当者が売り場に出て、値引きシールを貼るというような、利益の伴わない目先の売り上げを上げることに終始し、無益な作業に時間を取られていました。しかし、お客様からは「よその店よりも高いね」という声をかけられることも度々ありました。

テナントのオーナーや各部門の責任者が集まる会議でも、戦略的な意見はなく、完全に価格競争に偏っていました。また、会議で改善案を出すことも少なく、前向きな提案よりも他部門・他店の批判に終始してしまう傾向にありました。

しかし、そんな状態でも希望は持てました。弊社のコンサルタントが責任者1人1人と聞き取りを行い調べてみると、多くの強みや持ち味が見えてきたからです。そして、徐々に信頼関係を築いていくことができました。

今までそれを、スーパーマーケットの各責任者が自覚していないこと、このスーパーの強みがお客様に伝わっていないことが問題でした。そこで、まずはお客様の目に触れ、スーパーの重要なコミュニケーション手段であるPOP作成から着手することにしました。

 

強みを伝える効果的なPOP作成とは

POPは商品のPR効果に加えて、お店とお客様の間での重要なコミュニケーションツールでもあります。そのため、POP作成はスーパーにとって、大切な業務のひとつです。

効果的なPOPとは、お客様の視点に立って、「その商品がお客様にとって何をしてくれるのか」「その商品の何がいいか」をお客様にダイレクトに解りやすく伝える力を持つPOPです。

例えば、お肉のPOP作成を行う場合、そのお肉を買っていただくお客様をターゲットとして明確にして、メニュー提案などを行い、「このお肉を使っていただくと、どんないいことがお客様の得になるのか」を考えます。それを基に、そのお肉の味の特徴や、飼育方法など、そのお肉のこだわりのポイントを簡潔にまとめて、キャッチコピーと本文のPOP作成に生かしていきます。ターゲットの「何をしてくれる」「どのような、良いことが有るのか」というベネフィット(得)を伝えるPOPこそ、効果があります。

効果的なPOP作成のノウハウは、レシピやリーフレット、販促チラシにも応用が可能です。「商品の強みをいかにお客様のベネフィットとして伝えるのか」、POP作成をはじめとして、その内容を何回となく改良する日々が改装オープンのギリギリまで続きました。そんな努力を続けるうちに、各従業員同士全体の雰囲気も前向きなものに大きく変わっていきました。

 

店舗改装・POP作成の効果でスーパーの売上20%増

店舗改装というハード面と、POPなどを通して、お客様へ商品のこだわりを丁寧に伝えていくというソフト面の進化を実現した結果、相乗効果を生み、改装前と比べて、売上が20%増加しました。

価格だけのお客様から違いのわかる品質重視のお客様へと客層も大きく変わり、こだわりの商品や従業員との会話を楽しみにご来店いただけるようになりました。

 

スーパーでの業務改善ならサミットリテイリングセンターまで、ご相談くださいませ。

生産性向上セミナー