コンサル・こぼれ話

2008年12月23日

全日空、山形機長の2度目の感動のフライトを体験

12月18日、大阪、小雨日和。

全日空541便、鹿児島行きに搭乗。

CIMG0750.JPG

機内の全員が、着席して客室が静かになった瞬間、それは、予告も無く始まった。

「お休みのところまっ・・・ことに申し訳ございません、機長の山形と申します」

「皆様、本日は、世界一安全な航空会社スターアライアンス・メンバー全日空をご利用戴きまして誠にありがとうございます」

「やったッ!!!」

私は、このアナウンスが流れた瞬間、思わず心の中で叫んでいました。

「お客様のスムーズなご搭乗と 弊社の優秀な地上職員と整備士の完璧な努力により、当機は定刻より前に出発準備をすることができました」

「ただいま当機は完ッ・・壁な準備体制を整えまして、管制塔から離陸の許可を待っております。」

・・・・・・・・・・・・・ 中  略 ・・・・・・・・・・・・・

「上空へ参りますと、真っ・・・青な空が皆様をお迎えいたします・・・・・・」

「全日空の優秀なスタッフからの連絡によりますと、本日の飛行ルートの天候は、おおむね良好との報告を受けておりますが、天使の気紛れで、時よりゆり籠、ブランコのように軽く揺れる場合がございます」

(ちなみに、天候が優れない場合は、「天使たちのブランコの調子がよく、多少揺れるかもしれませんが・・」となるそうです。)

「なお揺れましても、飛行の安全には、まっ・・・・・・・・・(約6から8秒無言)・・・・・・・・たく影響はございませんのでご安心下さい!」

・・・・・・・・・・・・・ 上  空 ・・・・・・・・・・・・・

「ただいま当機は高知県、四万十川、足摺岬の上空で御座います」
「あいにくご覧になれませんが、みなさまのこころの目でごらんください」(天候が曇りのため、景色は殆ど見えませんでした)

(通常は、上空から見える風景などを美しい言葉で伝えていらっしゃいます。)

・・・・・・・・・・・・・ 着陸準備・・・・・・・・・・・・・

「地上では全日空のスタッフが、満面の笑顔で皆様をお迎えしております」

・・・・・・・・・・・・・ そして、スムーズな着陸 ・・・・・・・・・・・・・

「皆様の模範的な搭乗マナーのお蔭をもちまして、只今、停止線ピッタリに停止することができました」
「ご搭乗有難うございました。どうぞ皆様 お気を付けてお帰り下さい」

「一句浮かびました」
「年の瀬の・・・・       」(ごめんなさい、忘れました(笑))

「観にくいところからですが、皆様をお送りさせていただきます」
(機内から多くの笑い・・・)

今回も、感性豊かな文学的な表現で、私の心を和ませてくれました。
そして、誰もが、「もっと聞かせて・・・」と思ったことでしょう。
(かわいそうに、離陸から最後まで泣き止まなかった赤ちゃん以外は・・・(笑))

このすばらしい、世界一のエンターテインメントを・・・・・。


念のため申し上げますが、残念ながらここに紹介した山形機長のメッセージは、一部です。長すぎて私のお頭では、記憶し切れませんでした。

全部が聞きたければ、是非ともライブ観戦をお楽しみください。

予約は不可能ですが、運がよければお楽しみいただけます・・・・(笑)。

予約が可能であれば、何方か是非ともこっそり私に教えてください。真っ先にプレミアムシートを予約したいと思います。(笑)・・・・・冗談ではありません・・・・・(笑)。


通常の機長のアナウンスは 飛行機が安定飛行に入ってからマニュアル通りに、

「到着○○空港のお天気は、晴れ。気温は摂氏○○度・・・・到着時間は、○時○分の予定で御座います」
上空では揺れることも予想されます。シートベルはしっかりお閉めください」
「なお揺れましても飛行にはまったく、影響ありません」
「狭い機内ではありますが・・・         おくつろぎください」
「本日のご搭乗、誠にありがとう御座いました」

というような内容です。

山形機長のアナウンスは、全くの別物です。マニュアルではないから多くの皆さんが感動するのです。

支持率の下がった、どこかのトップにも聞かせてあげたいものです。(笑い)


そして私は降りる途中、山形機長がおっしゃった「観にくいところからですが、皆様をお送りさせていただきます」の言葉が気になり、通路から541便を振り返りました。

するとなんと、大きく手を振る山形機長の姿をハッキリと確認することが出来ました。

私は思わず周りも気にすることもなく、山形機長の方に一礼して、写真を撮らせていただきました。

CIMG0749.JPG

そして、ふと「誠心誠意」という言葉が、私の脳裏に浮かんできました。
私自身も、クライアントに頭を下げていただくようなお手伝いが、一回でも多く出来たらと考えます。


ANAグループは、「あんしん、あったか、あかるく元気!」をスローガンに掲げていますが、山形さんの言葉とその行動の中にそれを感じます。

「あんしん」は、仲間を信頼していること。地上スタッフの仕事に敬意を表していることです。

「世界一安全な航空会社スターアライアンス・メンバー全日空」
「全日空の優秀なスタッフからの連絡によりますと・・・・・」
そして、
「完璧な操縦で 皆様に快適で安全な空の旅をお約束致します」
と言い切ります。
  
「あったか」は、何よりも、お客様を思いやること。

  離陸や着陸の前、そして、飛行中も事前に「乗客の不安を取り除き、安心して搭乗してもらおう」とアナウンスを小まめに入れていらっしゃいます。

「あかるく元気」は、言うまでも無く、山形機長自信であり、その行動が、乗客まで元気にしてくれます。

何度となく、「山形機長の操縦する便に乗りたい」と思ってしまいます。
「値打ちのあるフライトだった」と多くの人が感じていることでしょう。
沢山の友達に、「山形さんの飛行機に乗ったでぇ・・・・」(関西人(笑・・・))と自慢したくなるでしょう。

 山形さんは、数年前から、全国の小学校、中学校、高校などで、ボランティアの講演会を行っているそうです。
そして、現在60歳で定年を迎えた後、厳しい身体検査に合格し、64歳までシニア機長として現役を続けているそうです。
(その後は神様に、山形さんの歳をストップしてもらうよう願うばかりです。(笑))


私は、コンサルタントという仕事上、全国に移動します。
全日空も年間百数十回、搭乗させていただいています。

しかし、山形機長の飛行機には、まだ2回しか乗っていません。
(疲れきって、「ゆり籠の中」で寝込んでしまい、分からなかった時もあるかもしれませんが・・・・・(笑)) 

もし、山形さんのフライト・スケジュールが事前に分かるのならば、自分のスケジュールを山形さんのそれに無理やり合わせたいと思います。

こう思うのは私だけではなく、全国に私と同じような思いを持っている沢山の山形ファンがいらっしゃることでしょう。

どんな商売でも、「もう一度行きたい」「また来たい」という、ディストネーションストアを一つでも多くつくるために、これからも全力でクライアントのお手伝いをしていきたいと思います。

そして、3度目の山形機長のフライトを楽しみに、今後も全日空に搭乗して行きたいと思います。

生産性向上セミナー