スーパーの業務改善入門

2015年05月12日

売上は、連続前年割れ、『営業利益は、7.89倍』の秘密!<7>レベルアップ

半年も過ぎると、部署によっての差は大きいものの、業務改善活動の成果が、各部門に出始めました。

青果部門は、作業指示書の活用、在庫の適正化など作業の段取りも目に見えて良くなり、全体的にムダが削ぎ落とされてきました。
重点商品やカットフルーツなどの付加価値アイテムの品揃えの充実と大幅な売上アップ。
チーム全体の生産性が目に見えて良くなり、実績にも現れ出しました。

鮮魚部門は、特に各種重点商品の売上が大幅にアップしました。

前年対比の売上高が、焼き鯖260%、アサリ230%、寿司150%など新記録を打ち立ててくれます。
ただ、塩干物の欠品や夜間の欠品など、改善しなくてはいけない部分もあります。
まだまだ、チーフのリーダーシップが十分に発揮できていません。

精肉部門は、相変わらず優等生です。
前年対比105%から110%で月々推移してくれています。
テナントですが、前向きで素直です。教えたことや指示した改善課題を着実にこなしてくれています。
意識が高く、確実な行動につながっています。結果が出るのは、当たり前のこととも言えます。

しかしながら、鮮魚の品揃えが良く、地域的にもその支持が高いことをかがえれば、大きな貢献をしてくれています。

惣菜部門は、やっとカートの正しい、効果的な使い方ができるようになってきました。
加工、補充ともに作業の流れがスムーズになってきています。

クリンリネスでは、バックルームの清掃レベルも高くなり、売り場の管理レベルも当初とは比べ物にならないぐらいようになりました。確実に仕組みになりつつあります。

しかし、頭の痛い問題が、地域柄、法事や各種イベントの弁当や寿司の別注が多く入ります。結果的に作業が平準化できません。
そのような時は、みんな早朝より頑張ってくれていますが、売場が中々充実しない時が多々あります。
この様なイレギュラーは、提示定例の仕組みにできないため、今後のオペレーションの確率が必要になります。
とりあえずは、マンパワーで乗り切っていくしかありません。

グロサリーは、売り場が確実に変化してきています。
クリスマスやバレンタインなどのイベントは、お客様に「愉しさ」を届けてくれています。評判も良い状態です。特に、菓子や関連カテゴリーは、大きく売上を伸ばしています。
価格ではなく、お客様の「愉しさ」や「新たな発見」が、結果につながってきています。
そしてなにより、ベテランパート社員のやる気が出てきて、個人の成長という、会社に大きな貢献をしてくれています。

レジ部門は、まだまだ大きな問題が山積みです。
接客は長年の懸案事項です。担当者によっては、お客様からクレームを頂いています。頭数も不足していて、大きな問題です。
しかし、今の状況(接客対応の悪さ)では、それを見て、いい人が集まるこは考えられません。


とはいえ、全体としては、確実に業務改善が進み、売上に大きな変化とまで行きませんが、荒利益、営業利益ともに少し変化の兆しが見えてきています。

前述した通り、スーパーマーケットの経営は、
小売業、サービス業だけではなく、製造業を兼ねたような業態です。

そのためには、戦略的に各業種の特性と意味を良く理解して、業務改善に取り組むことが重要です。

ただ単に売上を追えば、生産性を追えばと言う簡単なものではありません。
しかし、大変な分大いにやりがいが有ります。やる気のあるチームにとっては、、、。(笑)

・・・・・次回に続きます・・・・・

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■会議の生産性アップで、スーパーマーケットが変わる! (前編) ⇒www.summit-rc.com/case/2714/
■会議の生産性アップで、スーパーマーケットが変わる! (中編) ⇒www.summit-rc.com/case/2724/
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