スーパーの業務改善入門

2013年07月29日

視点を変える・・・鮮度チェック(1)

スーパーマーケット(食品スーパー)の最重要課題は、野菜や鮮魚、精肉を中心とする生鮮品の鮮度です。

その良し悪しが、競争の優位性を左右することは言うまでもなく、会社の維持発展に大きく関わる課題です。


高い鮮度管理意識が重要


現場で、商品を知り扱っている担当者同士の会話で、「まだ、いける!(大丈夫)」という会話を時々耳にします。
しかし、これって、本当に大丈夫でしょうか? 私のコンサルティング上の判断では、×です。
「まだ、いける!(大丈夫)」は、コンセプトを持たない売る側の視点なのです。

例えば、今、目の前にあるレタスは、見た目には綺麗で、問題ない商品かもしれません。
が、しかし、
お客様が買って帰って、実際にお使いになる時には、どうでしょうか?
実際使うのは、翌日になるかもしれません。

「3日前に買ったのに、まだ、こんなに綺麗!」という様な体感をしていただくことが出来れば、お客様はきっと喜んでくれるでしょう。
この様なことの継続で、お店の信用度は、確実にアップしていきます。


お店は、「信用を売っている」


お店は、商品を売っているのですが、
同時に『信頼、信用』を売っている。という視点を持つべきです。

そこをしっかりと理解していれば、仕入れや保管、販売の各過程での商品管理のための行動が、変わります。

・安くても、仕入れてはいけないもの
・もう、見切販売しなければならないもの
など、
正しい商品をお客様にお届けするための行動が重要なのです。

「まだ、いける!(大丈夫)」レベルでの判断では、お客様からの『信頼・信用』をいただくことは出来けません。


お客様からの日々の信頼信用が築かれているお店であれば、商品が少し高くても、お客様はちゃんとお買い物をしてくださいます。
そして、なんといってもリピーターとして、何時も、その店を支持してもらえます。

消費期限の付いている肉や食パンなど、明日の消費期限のものを、今日中に見切り処理して販売してしまう。
これらも、お客様の視点にたっての行動です。

そして、
いくら緻密に計画して仕入をしても、失敗はあります。
その時に売り場で行うのが、売り場変更や値引き販売の作業です。

これは、計画や目標に出来るだけ近づけるという、重要な作業でもあります。
特に、この善し悪しが荒利益に大きく影響します。

そのために、発注量や加工量、陳列量などのユニットコントロール(数量管理)技術のスキルを上げるのです。

ドラッグ・ストア(ディスカウント・ストア)などの低価格販売の競合店の進出などがある地域も多いと思いますが、スーパーマーケットは、生鮮品の鮮度が大きな武器です。
ここにしっかりコンセプトと戦略を持って、必要な技術に磨きをかけることが、競争優位を築く大きなポイントとなるのです。

【この記事の続き・・・】
 ■視点を変える・・・鮮度チェック(2) ⇒http://www.summit-rc.com/blog/improvement/281/


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■生産性の向上に舵をとれ! ⇒http://www.summit-rc.com/blog/2770/
■鮮度は、誰がチェックするのか ⇒www.summit-rc.com/blog/improvement/201/
■鮮度管理の強化が、一番の効率経営 ⇒www.summit-rc.com/blog/manage/171/
■差別化と中立化と生産性の向上 ⇒www.summit-rc.com/blog/manage/167/



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