やれば確実に結果は出る
荒利益高プラス280万円、人件費マイナス41万円。(共に前年同月比)
私が、青果部門のコンサルティングをさせていただいているあるクライアント(地方のスーパーマーケット)の8月の実績数値です。
営業利益に対する貢献利益高は、合計320万円ほどになります。
このチームは、コンサルティングを3月からスタートして、半年目に成果が確実に出てくるようになってきました。
9月は、荒利益高プラス126万円、人件費マイナス36万円。
貢献利益高は、約160万円です。
ちなみに、この会社の売上高は、対前年同月比で、ここ数ヶ月90%の前半の実績が続いています。
一方青果部門は、月商1億円弱の売上高で、対前年同月比でほぼ100%の実績で推移しています。荒利益と同じく売上高も確実に伸びてきています。
このチームは、今後も確実に改善が進み効果は出続けるでしょう。
営業利益率にして、2%から3%程度の改善をしてくれています。
では、このチームで効果が出てきている理由は、何でしょうか。
簡単なことです。それは、「素直」で「謙虚」なことです。
青果部門のバイヤーは1人しかいませんが、現場の指導もバイイングの合間に頑張ってやってくれています。
チーム全体としても、知識は、決して豊富ではありません。技術もハッキリ言って低い方です。
しかし、売り場やバックルーム、そして、作業動作など、少しずつですが、確実に良い方向に改善してきています。
下手に知識があっても、行動しない、出来ない理由を並べる官僚化してしまっているチームとは全く違います。
■ どんなことをやったら良い実績が出せるか
このチームでやっている改善活動は、まだまだ初期段階のものです。
・バックルームや売り場の在庫改善
※ 最近のバックルームの様子
※ 改善前の様子
・補充作業や加工作業の動作・工程改善
・売り場の棚割りやレイアウトの変更
などという、程度のことです。まだまだ改善が必要です。
最近になって、計数の知識がないので、
・実践的な計数管理の座学研修
・POSデータの活用方法の研修
などを追加してやっています。
基本中の基本ですが、出来ていないスーパーマーケット企業が多いことに常々驚かされます。
■ やっていなければ、目一杯叱ります
仕事で大事なことは、教わったことをとにかくやって見る事です。
先月の指導のとき、このクライアントのある店舗のチーフは、私から目いっぱい怒られました。
在庫改善の活動を全くやっていなかったからです。
「出来る」「出来ない」ということと意味が違います。
本人にしたら、一生のうちでもあまり経験したことのなかったことかも知れません。びっくりしたと思います。(まさか、コンサルタントにこんなに叱られるとは、、、(笑))
しかし、今月。店舗を訪問してみると、在庫は大きく改善していました。ロスも大幅に改善している様子です。チームの動きも先月とは大きく違います。
叱った甲斐があったというものです。
■ 今後の改善の方向性
先ずは、今行なっている基本の部分を確実なものにして、安定的に実績が残せるようになることが先決です。
まだまだ、処理する問題が沢山あります。
しかし今後、収益力が高まれば、貢献した社員のやる気を尚一層引き上げるための給与ベースや賞与のアップと、営業利益の原紙を使って販売戦略の立案に入る必要があります。
青果部門、特に野菜売り場は、スーパーマーケットにおいて戦略的に重要な売り場であるため、競合店に対して攻撃的に販売戦略を実行することが、会社にとっても大きな効果を生むこととなります。
■ 改善実績を残せない理由
変われない会社の原因は、リーダーである場合が殆どです。
社長、役員、各管理職、店長など、リーダーがリーダーの役目を果たしていないことにあります。
一番の責任は、社長にあることは間違いありませんが、会社の目標を理解していない役員や各管理職の責任が最も重いものがあります。
現場の殆どの社員は、正しく教えてあげれば育ちます。
正社員、パート社員育に限らせず、「育ちちたい」、「成長したい」と思っています。
この青果部門のチームは、まだまだ石ころです。
しかし、磨きがいのある原石です。磨き方によっては、とても素晴らしい宝石になるように思います。
2009年10月29日 01:19
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