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トマトの売上、前年比170%達成

ついに新記録が出ました。
対前年同月比170%の伸長率達成。(全店・平均)
私のクライアント企業(リージョナル・チェーン)の青果部門、5月のトマト単品の売上高の実績です。
中には、200%前後の実績を残した店舗が数店舗あります。
ちなみに野菜合計の伸長率は105%です。

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トマトは、野菜売り場の年間NO.1の売上の商品です。(一部の地域を除き)
このトマトの売上は、青果部門全体の売上と荒利益に大きく影響します。

私は、このクライアント企業では、青果部門を専門にコンサルティングをさせていただいています。
2008年4月から指導させていただき、今年で2年目に入っています。

成績も順調で10ヶ月連続で売上高、荒利益高とも予算を粗達成しています。

成績が良い訳は、計画を立て、それを確実に実行しているからです。

計画書といっても、それ自体枚数が多くて厚いわけでも、データが多く載っているわけでもありません。
たったA4サイズ、2枚の簡単なものです。

私は、計画書そのものより、実行(売り場作り)に力を入れてもらっています。勿論、計画書には、重要なポイントはあります。現場のスタッフとバイヤーには、そのポイントをはずさないようにアドバイスしています。

そのポイントについて、すべてを公表することは出来ませんが、勘所だけ少し紹介します。

■ 計画書は、中身で勝負

もう6、7年ほど前のことになりますが、あるナショナル・チェーンのフランチャイズ企業をお手伝いしたときのことです。
厚さにして、1cmはあろうかという月間の販売計画書が私の目に留まりました。情報満載です。

私は、
「この計画書すごいね。何時も見てるの・・・」
と、現場のチーフに訪ねると、
「いいえ、殆ど見ません」
あっさりした応えです。

計画書を作った本部の商品部は、計画書それ自体を作ることが仕事になっているのです。
現場の使いやすなど関係ないのです。
組織が官僚化するということの分かりやすい事例です。
本部のスタッフは、上司に褒められること(正確には、怒られないことかも知れません)を考えてしまっています。計画書の厚みを増すことが目標になってしまい、現場の使いやすさなどは、二の次です。
私も中を数ページ、パラパラとめくってみましたが、文字と数字がギッシリで、写真やグラフも少なく、見たくなくなりました。

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計画書は、中身が勝負です。

本部は、企画コンセプトや必須アイテム、一部商品の売価指定、販促ツールの掲示方法など、守らないといけないポイントは提示します。

店舗側は、その条件の中で、4Pを深く考えて、自分の店なりの最善の方法を練っていくのです。

1つ目のポイントは、売り場作りの(4P)です。

 1.商品(Product) ・・・売り込み商品、品揃え商品など
 2.売価(Price)  ・・・値ごろ感の追求
 3.場所(Place)  ・・・何処で売ったら、効果を最大化することができるか
 4.販売促進(Promotion)・・・どんな手があるか

です。この4つを効果的に組合せて、最大の効果を出せるようにアイデアを出します。

「売り場」と「お客様のこと」を深く考えて、計画書を作ります。

それと、大事なのが、実行した後の反省です。
成績が芳しくなくても、諦めるのではなく、

 ・何処が悪かったのか、失敗の原因を探り、
 ・次回は、どうやって改善するかを

企画が終了した後すぐに検証を行い、次回の計画を立ててしまいます。
失敗しても、次に生かすことが出来たら、失敗自体が大きな成果を生む基になります。


■ 売上を安売りじゃなく上げる

安く売ると売れる。
まともな商品だったら、確かに間違いありません。
しかし、安売りだけでは、利益が出ません。

売る側のから考えることを止めて、
「お客様の心理」を考えたら大きなヒントが見えてきます。

2つ目のポイントは、「お客様に喜んでいただける」売り場作りです

 1.美味しい  ・・・
 2.楽しい   ・・・
 3.安心・安全 ・・・
 4.簡単・便利 ・・・
 5.健康    ・・・

を「感じていただくこと」の出来る売り場作りです。

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お客様は、納得していただいたら、必ずしも安くなくても買っていただけます。
お客様が持っている、事前の期待値を超えた商品だったらお金を使っていただけます。


■ 現場で考える癖を付ける

以上の内容は、私が現場で指導させていただく、販売計画を立てるときのポイントの一部です。

ちなみに、私は、クライアント企業に立てていただいている計画書は、販売計画書とは言いません。
「販売展開計画書」といいます。
目的は、会社のあらゆる資源を使い、効果を最大化するためであり、そのためには売り場での展開が重要であり、企業の生き残りの要であるからです。

本部も、計画以上に現場の確認とフォローに重点を置くことをお奨めします。

本部(ベンダーも含め)と店舗がお互いにコラボレーションを行い、アイデアを出し合えば、お客様に喜んでいただけるいい売り場が沢山出来るはずです。

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